資産運用の基本方針

「年金資産の運用に関する基本方針」を策定し、その内容に基づいた最適な資産構成割合の下、年金資産運用を行っています。

運用の目的

当基金の規約に規定した年金給付金および一時金等の支払いを将来にわたり確実に行うことを目的とし、許容されるリスクの範囲内で、必要とされる運用収益を長期的に確保することを目的とします。

運用目標

目標収益率は、将来にわたって健全な年金制度運営を維持するために必要な収益率を上回るものとします。
また、運用資産ごとに市場収益率を長期的に上回るとともに、各運用受託機関においては、運用資産ごとの市場収益率を資産構成割合に応じて組み合わせた収益率を長期的に上回ることを運用目標とします。

政策的資産構成割合

前述の運用目的を達成するために、資産構成割合を政策アセットミックスに基づき定めます。この政策アセットミックスは、ALM分析等の結果を踏まえて、年金制度の成熟度を勘案し、長期的観点から策定します。

期待収益率、標準偏差

期待収益率:1.80%
標準偏差 :  4.0%

資産構成割合

構成割合 上下限
国内債券 22% 17%~25%
国内株式 9% 4%~12%
外国債券 8% 3%~11%
外国株式 9% 4%~12%
短期資産 2% 0%~12%
一般勘定 20% 15%~23%
オルタナティブ 30% 25%~33%